「幸せ」とは何か。幸せになるにはまず「幸せ」を知ることです

誰もが望む「幸せになりたい」って何?

「幸せになりたいんです」

クライアントさんとセッションをしていると、そう宣言されることがあります。

でも「不幸せになりたいんです」とは一度も聞いたことがないです。

誰でも幸せになりたい。不幸になりたい人はいない。

みんな幸せになりたいと思って生きているのに、どうして幸せな人と不幸な人が存在するのだろう。

これについて、私はずっと考えてきました。

たどりついた答えは…

私がたどり着いた答えは……

「幸せってじわじわ感じるもの」

だということです。

じわじわ感じるものなので、四六時中、「あーー!私は幸せだーー!」と叫びたくなるものではありません。じわじわ感じるもの。

「あ。幸せかも」みたいな(笑)

ぶわーー!と嵐のようにやってくるものではなく、じわじわと感じるもの。

「幸せって決めればいい」と、本か何かで目にすることもある。それはそれで正解だけど、じわじわ感じるものだから、決めるというか「信じて想う」もの。

「信じて想う」というのは、幸せになるために生まれてきたんだなぁ〜って想うだけ。

あなたは思うかもしれません

きっと、あなたはこう思うかもしれない。

「それだけ?」って。

そう思うかもしれないけど、つらく大変なときこそ、信じて想う。

これが大事です。

幸せって感じるものだから。

間違えないでください。

間違えてほしくないのですが。

外側でおきた、いっときの出来事が幸せなのではありません。

楽しかったから幸せ。

いいことがあったから幸せ。

好きな人と両思いだから幸せ。

仕事でうまくいったから幸せ、とかではなくて。

楽しくなくても、いいことがなくても、好きな人と両思いじゃなくても、仕事でうまくいかなくても、どんな状況でも幸せって感じることができる、と私は考えています。

震災の時は…

実は私は震災を経験しているのですが。

「じゃあ、震災が起きたとき 幸せだったんですか?」って聞かれると……。

確かに洋服もブランドのバッグも家も 全て流れてしまったし、何より、父は亡くなってしまったけれど。

生きていること、命があること。残った家族が元気なこと。友達が元気だったことが幸せでした。

今、生きていることに幸せを感じたんです。

幸せって信じて想うこと、感じるものです

だから、何かがあるから、という条件つきのものではなく、何もない状態でも信じて想い、感じることができます。

今、あなたは「幸せになりたい」 と考えているかもしれません。

でも、それは何かに不満があって、満たされていないから不幸だと考えているのかもしれません。

幸せは、じわじわ感じるものです。

条件つきの幸せは 維持しようと努力し、「また、成功体験を作らないと!」と 新しい条件を探し、疲れ切ってしまいます。

それでは、せっかく幸せになるために 生まれてきたのに本末転倒です。

幸せって感じるものなんです。