マイナス思考にはプラスの意味がある
あなたはマイナス思考に陥ることがありますか。
マイナス思考に陥ると、「マイナス思考からどうにかして抜け出したい……」と多くの人がそこから抜け出そうとしてしまう。
だけど、マイナス思考は悪いことばかりではなく、実はとても大きなプラスの面がある。
(「マイナス思考」いう言葉には「マイナス」とつくのでどうしてもマイナスばかりと捉えられてしまいますが、実はプラス面があるわけです)
ただ、プラス面を引き出すには180度視点を変える必要がある。
ここからマイナス思考からプラスの面を引き出す対処法について、話していきます。
マイナス思考をプラス思考にする対処法
産後のマイナス思考
出産後は気分がまいってしまう人が少なくないです。
実際、「産後」とGoogleで検索すると、その検索候補(よく検索されているということ)にすぐに「産後 うつ 診断」などと出てきます。それくらい、まいっている人が多い。
私も例外ではなく、同じように産後に鬱々とした生活を送っていた。
ここまで精神的にグラグラしてしまうなんて、ホルモンのバランスが崩れたからだ、と言い聞かせてきたけれど、どうも心が鬱々とする。
ホルモンだけのせいにはしたくないし……と困っていたけれど、わたしの中にある鬱々とした気持ち、マイナス思考も必ず必要なものなんだ、と思うようにした。
頭がおかしくなるぐらいマイナス思考。
旦那さんのこともいちいちイライラしてしまう。
いよいよやばいぞ。この思考。
気持ちがそれだけ落ち込んでいるのだから、その落ち込みに身を任せるように落ち込んで拗ねてみることにした。
落ちるとこまで落ちて、拗ねるところまで拗ねてやろうと。性格が180 度変わったぐらい、自分の感情に正直な女になろうと誓った。 (旦那さんは大変だったとおもいます。ごめんなさい)
やりたくないものは「やりたくない!」と言い、行きたいところには「絶対に行きたい!」と、嫌われても仕方ない!
でも、殻をかぶって「聞き分けのいい女」はやめよう!と。
とことん自分の感情と向き合うと、自分でも気づいていなかったようなドロドロした気持ちが出てきた。
「また、わたしは裏切られる」
「また、離婚する」
「わたしは結婚生活にむいていない」
そんな不安におそわれた。過去のつらかったことを一気に思い出す。
最初の結婚がわずかな時間で終わってしまったこと、好きで結婚したはずなのに調停や裁判をし ないと解決できなかったこと、幸せになれると思っていたのに味わった挫折。
ちゃんと浄化できていたと思っていたのに、しっかりとわたしの中にこびりついていた。
マイナス思考を直視するとプラスの思考が見えてくる
そうしたマイナス思考を直視していくと、実は本当に望んでいるプラスの思考が見えてくる。
今回もまさにそうだった。
それだけ、離婚することや、結婚に向いていないことに恐れを抱いているということは、逆にいえば、それを失いたくない。大切にされたいし、家族であり続けたいという強い気持ちがあるということ。
あなたもきっと同じです。
何かマイナス思考があったら、それを無視せずに直視してみる。
そうして、どんなマイナス思考があるのかを探っていく。すると、その反対にある本当の気持ち(プラスの思考)を発見します。
「本当はこうしたい」という強い望み
今、あなたはマイナス思考に悩まされているかもしれない。
でも、それだけ悩ませるものがあるということは、逆にいえば、それだけ欲する気持ちがあるということ。
マイナス思考の裏には「本当はこうしたかった」という望みが隠れている。だから、実はネガティブな人ほど裏側にポジティブが隠れています。
つい、わたしたちはドロドロしたマイナス思考が出てくると、それは「マイナスだ」「悪いもの」と決めつけてしまう。
でもその裏側には本当の願望、 望みがあるのだから大切にしたほうがいいし、そのほうがよほど毎日が楽しくなっていく。
落ち込む時間も短くなるし、何より素直な自分で生きられる。
マイナス思考は全てがマイナスではなく、プラスの面がある。それを発見することで、毎日がプラスの方向に変わっていきます。