大切な誰かとの人間関係が壊れる前に知るべきたった1つのコト

大切な人との人間関係が突然終わる…

あなたは大切な誰かとの関係が突然終わったことはありませんか?

縁を切られたり、突然、連絡が来なくなったり。そんな感じで人間関係が終わったことはありませんか?

今回は「大切な誰かとの人間関係が壊れる前に知るべきコト」を話していきます。

友達と食事をしていたとき

友達と食事をしていたときに、彼女はこんな話をしてきました。

「以前、仕事で一緒だったひとから、久しぶりにフェイスブックのメッセンジャーで連絡がきたんだけどね。内容は『久しぶりです。頑張っていますね』って内容だったんだ……」

私はそういうことって、よくあるよなと思って、話を聞いていました。

「その後に2通目のメッセージがきたんだけど、今度はものすごい上から目線で言葉づかいも悪くてビックリしちゃった……だから、『ありがとうございます。では!』って感じで、やりとりをこちらから終わらせちゃった」

彼女はそう言いながら、本当に嫌だったんだ、というような表情をしていました。

実は彼女の気持ち、私にもものすごくわかります。

確かに久しぶりに連絡をもらえるのは嬉しいけれど、言葉づかいが雑な連絡には驚いてしまいます。

人間関係が壊れた理由

彼女は「あのとき、その人と縁が切れた理由は、そういうところなんだよね。すごくガサツでどう接していいのかわからなくなっちゃって」

彼女の話にもあるように、言葉づかいや応対は、縁が切れてしまうぐらい大切なもの。

もしかしたら、相手は、ただ懐かしく、普段どおりの応対だったのかもしれません。相手には相手の言い分もあったかもしれない。

それでも、受け手(この場合は彼女)が「イヤだな」という気持ちになってしまえば、それがすべてなのです。

大切な誰かとの関係が壊れる前に知るべきコト

「そんなに言葉づかいや応対のことを考えていたら、よそよそしくなってしまうんじゃ……」

そう考える人もいると思います。

また、

「どの程度の言葉や応対が相手にとって許される範囲なのか、わからない」

そう考える人もいると思います。

これについて、どうするべきかを一言で答えると、

「相手の気持ちを相手以上に想像する」

ということです。

相手以上に相手の気持ちを想像する、ということが難しければ、まずは相手の気持ちを想像してみてください。

相手の気持ちを想像すると「こんな表現したら、あの人傷つくかな」「あの人、たしか◯◯が好きだったよな」など相手のことを考えるようになります。

当然、ガサツな言葉や応対などできるわけがありません(相手の気持ちを想像していれば、「特別な言葉づかいでよそよそしくする」ということにもなりません)。

相手のことばかり考えると、疲れるという人へ

ここは微妙なので、少し難しいのですが。

相手の気持ちを想像するからといって、相手に尽くすだけ、というのも違います。

大切な誰かとの(人間)関係です。

相手はあなたが大切にしている、好きな人です。その好きな相手を大切にすることは、あなた自身を、そしてあなた自身の気持ちを大切にしていることにつながるのです。

相手の気持ちを想像することは、自分を大切にすることなのです。

明石家さんまさん、北野武さんの言葉

そういえば、先日、テレビ(2017/11/27放送の『誰も知らない明石家さんま』)を観ていたら、明石家さんまさんが「プロとアマチュアの違い」という質問にこう答えました。

「品やと思う。笑いの上品な人は一流」

北野武さんも品を重視していて、こう語っています。

「品の良さっていうのはとりあえず腹に収めちゃうっていうことだろう(何でも言いたい放題、相手に言わないということ)」

武さんの言葉にもあるように、何でも自分のやりたいようにやる、ということではないわけです。

考えてみると、武さん、さんまさんも誰かを見下して嫌な気持ちにするようなことはせず、下ネタばかり言わず、すべての人を笑わせることだけに拘っているように見えます。

まずは、大切な誰かの気持ちを想像することからはじめてみてください。

きっと、その大切な誰かとの関係が変わり、あなたの生活も変わってくるはずです。